「働く場所にも心地よさを」既存を活かし印象と機能を整える
企業様オフィスの一室をリフォームした事例です
なるべく既存を活かし、使用用途に加え印象を大きく変えました

Before:更衣室として使用されていた空間

After:造作収納で使いやすさと収納力を確保
一見すると業務用のコンパクトな空間ですが、工夫次第で印象だけではなく使い勝手や動線も大きく変わります
既設を活かしながら、限られたスペースをスッキリと機能的な空間へと整えたプロセスをお伝えします
更衣室から役員室へ リフォームの背景と目的
「来客対応にも使える落ち着いた役員室をつくりたい」というご相談から始まった今回のプロジェクト
既存は更衣室として使用されていたスペースを、企業の顔として用途にふさわしい空間へと整えました
デザインコンセプトは「信頼感とやすらぎ」
打ち合わせを重ねて決めたテーマは「信頼感とやすらぎ」
業務中や来客時も落ち着いて過ごせるよう、開口部の位置と採光バランスを調整し
視線の抜けと明るさを確保しました
光を取り込みながら圧迫感を軽減
隣接していた開口部を壁で塞ぎ、FIX窓を新たに設けることで採光を確保
このように間仕切りの壁面を工夫することで、閉鎖的にならず穏やかな明るい空間が実現しました
カラーと素材で信頼感のある印象を演出
まだ使用して間もない既存のタイルカーペット
いくつかの在庫もお持ちであったことから再利用することにし、環境にもコストにも配慮しました
ドア付近の床材は木目調のフロアタイルに
部屋全体は土足使用ですが、空間にアクセントと温かみを添えました
上框をカーブ形状にすることで、少しでも多くのスペースを確保
視覚的にも柔らかく上品な印象を生み出しています
グレージュの壁紙で落ち着きをプラス
壁面にはマットな塗り壁調のグレージュ色の壁紙を採用
艶を抑えることで光を拡散させ、空間全体にやわらかく広がることで
時間帯を問わず穏やかな雰囲気を保ちます
照明と収納の工夫で快適性をアップ
既存のLED照明を活かし、新たにダウンライトを追加し快適な配置を再設計
役員デスクの背面となる壁面には、一面に収納を造作し見た目にも機能的にも整理される空間に整えました
上部や中間部を空けた収納デザインにすることで圧迫感を軽減しています
仕上がりの印象とお客様の声
出入り口付近のタイルカーペット部分の面積を増やし広がりを確保
ドアの軌跡に合わせて上り框をカーブにすることで柔らかな印象になりました
「ドア付近の床をカーブにするだけで、こんなに印象が変わるんですね」と担当の方も驚かれ
とても気に入ってくださいました

Before:動線を重視した改装を実施

After:ドアの軌跡に合わせたカーブで柔らかな印象に
シンプルな機能空間だった更衣室が、木のぬくもりと柔らかな印象の壁紙で落ち着いた空間へと変わりました
「用途変更」だけでなく「人の意識が変わる空間づくり」を目指したリフォームです
空間が変わると働く気持ちも変わる

After:役員室トータルコーディネート
空間の質は、働く人の気持ちや集中力に直結します
壁の質感や照明のトーン、家具の配置——その一つひとつが心理的な落ち着きや集中しやすさにつながります
「働く場所にも心地よさを」
それが私の大切にしているリフォームの考え方です
トータルコーディネートで心まで整う空間を
光・色・素材の調和を整えることで、空間が持つ力は驚くほど変化します
コンパクトなスペースでも工夫と配慮次第で 「上質な心地よさ」を生み出せる
今回のリフォームは、その重要性を実感したプロジェクトとなりました
インテリアコーディネートに対する考え方については、こちらでもご紹介しています
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